17歳の娘さんとの出逢い

今日はoffの為市内の某酒屋さんにお邪魔しました。店主とは試飲会等で顔を合わせていますし、たまには店にも行っています。でも今までワインを買った事はなかったので今回は購入の為に来店です。


店主ととりとめも無い話をした後奥のセラーに。たまには良いワインを購入しようと思いましたが、埃を被ったコーナーの中に面白いワインを発掘しました。性格的にコレをスルーする事が出来ませんよ。店主に聞いても『え〜何、そんなモノが有るの?』て感じでしたが、オイラの感性はそれを見逃しませんよwww


でそのワインとはあの有名なロマネコンティ社のオーナーの一人ヴィレーヌさんが自分の畑で造るアリゴテ•ブーズロンです。ヴィレーヌさんが生産するワインの中じゃ一番低価格なんですが、ヴィンテージが問題です。勿論オイラも何度も呑んでいるワインなんですが、基本的に早飲みをしていましたね。


で肝心のヴィンテージは1994年の現在17才になる娘さんです。ブルゴーニュ自体良い年ではないのですがブランは其れなりに美味しい年ですからね、期待も高まりますよ。で、17歳というこの響きが南沙織森高千里を思い出しちゃいますし、て年がバレちゃいますが…


流石にオイラもこのワインでこのヴィンテージは初めての経験です。休みの楽しみが出来たと早速抜栓しました。


で最初のアロマは殆ど感じさせませんが、徐々に姿を現してくれました。熟れた林檎に似たシードル香にミネラルを感じる酸の心地よいアフターが残ります。


ん〜まあ〜結論から言いますとオイラは好きですがシェリーに似た酸化臭、所謂ジェラ地方のオベルノアのサヴァニャン系の味わいですから好き好きってか飲み手を選びますね。なんせディリーワインで17年も熟成しているのですから…でもっと早く出逢いたかった事は事実でありますが、最後の最後にテロワールの片鱗を見せてくれましたね。